👻呪いの絵本👻

先日
2年生のHくんが
わたしに教えてくれました。
「せんせー
この本呪いの本やで。
Kちゃんが
この本読んだら
運悪いこと
起こったんだって！」
見ると

はらぺこあおむし

教室には
何冊もありますが、
これは
わたしが教室を
引き継いだときに
既にあった古い本。

もうボロボロ。
ガムテープで
補修されている。

くのきたかべ教室の
生徒さんたちに
愛されて
何年も
何回も
読まれて
念が入ってる。

なるほど
不気味かもね。

何やら
楽しそうなHくん。
「呪い」も
彼の子どもらしい
空想の
一部なんだね！^_^

では
何も言わずに
そっとしておきましょうか。

でもHくんとKちゃん、
君たちが
もう少し大きくなったら
語り合いたいな。

物だって
私たち生き物だって
いつかは役割を終える。
ボロボロになって
思いや念が
いっぱいたまることは
素敵なことでも
あるんだよ。

君たちは
まだ新品ピカピカ
無心で無垢で
わからないと思うけど

この世のものは
みんないつかは
ボロボロになって
朽ち果てる。
その時
どう思うかな。

後に続く
新しい人や物たちに
思いを託して
エールを送ると思うよ。
応援すると思うよ。

私ならそうする。
HくんやKちゃんなら
どうする？
まだわかんないよね^_^
大きくなったら
そんな話も
語り合いたいなぁ